LIFE関連加算で年間約3,000万円の増収、稼働率も10%アップ
ーーリハプラン導入後の稼働率や売上の変化について教えてください。
北村さん:2018年は、全事業所の平均稼働率が70%前半でしたが、現在は80%を超えるようになってきました。
売上ですが、リハプランの成果を数値化すると、月240万円、年間3,000万円の売上アップに相当するでしょうね。個別機能訓練加算(Ⅱ)、口腔機能向上加算(Ⅱ)、科学的介護推進体制加算などのLIFE関連加算は、リハプランがなければ算定できなかったので、その効果を実感しています。
ーーものすごい増収ですね!稼働率がアップしたことにもリハプランは寄与していますか。
木村さん:業務の効率化にリハプランは大きく貢献してくれ、結果として稼働率のアップにもつながっていると思います。私が所属しているトータルリハセンター富士見台では、他の業務と並行しながら、90名分の計画書全てを1人の看護師が担当しています。残業も抜け漏れもなく、1日の書類作成時間は以前と比べて1時間程度削減しました。
そのおかげで、以前にまして個別機能訓練を集中して提供できる環境になっています。利用者様一人ひとりに向き合える時間が増え、職員がさらに日々の関わりを大事にしてくれるようになりました。利用者様の笑顔も多く、「また、来たいな」と、思ってくださっているようです。以前は、休みがちだった方も出席してくれるようになり、嬉しい成果ですね。