「連絡帳まとめて生成AI β版」の提供を開始しました

2025年2月13日
機能改善

このたび、Rehab Cloud デイリーにおいて、連絡帳自動作成機能「連絡帳まとめて生成AI β版」の提供を開始したことをお知らせします。

「連絡帳まとめて生成AI β版」は、日々の介護記録から、利用者様一人ひとりの状況に沿った連絡帳コメントをAIが自動作成する機能です。 タブレット記録アプリ「Rehab Cloud デイリー」にて、サービス提供内容を記録するだけで、連絡帳の作成時間を大幅に削減すると同時に、利用者様一人ひとりに寄り添った連絡帳を作成することが可能になりました。

背景

連絡帳は、利用者様の様子や健康状態、活動の内容をご利用者のご家族に伝えるために作成される重要なコミュニケーションツールであり、通所介護事業所の約9割が連絡帳を作成しています。(図1)

しかし、連絡帳の作成においてご利用者一人ひとりの状況を把握し、適切な内容を記載するためには多くの時間と労力が必要であり、現場の負担となっています。実際に、連絡帳を作成している事業所のうち、約5割の事業所が他の利用者と重複したコメントを記載していることが明らかになりました。(図2)

そこで、従来は効率化か品質のどちらかに偏っていた連絡帳作成業務を、効率的な作成と一人ひとりに寄り添った品質の両立を実現する機能「連絡帳まとめて生成AI β版」をリリースいたしました。

リリース日程

2025年2月13日からご利用いただけます。

ご利用手順

 1. 今まで通りRehab Cloud デイリーに記録を入力
 2. 「連絡帳画面」より、対象者を選択
 3. 「まとめて生成AI β版」をクリック

※Rehab Cloud デイリーをご契約中のご事業所のみご利用いただけます。
※自動作成された文章は、必ずしも完璧ではありません。必要に応じて修正してください。

AIは該当日の記録(プログラムの実施・非実施)、特記事項、申し送り事項を元に文章の作成を行います。
【AIが参照する記録】
・機能訓練、入浴、食事、レクリエーションの実施・非実施
・看護記録の実施内容
・各記録の特記事項と申し送り事項
・サービス提供記録の「自由記載欄:看護記録」と「自由記載欄:上記サービス以外の記録・備考」