アセスメントシート作成機能をリリースしました
- 2022年5月13日
- 機能改善
いつもリハプランをご利用頂きありがとうございます。
このたび、リハプランはアセスメントシート作成機能の提供を開始したことをお知らせします。
■背景
アセスメントシートは行政により定められた様式がなく、厚生労働省の調査※によると、約50%近くの事業所はExcelや紙で独自のアセスメントのフォーマットを作成し運用されていることがわかりました。
その結果、作成漏れや通所介護計画書とアセスメントシートの内容不一致など、コンプライアンスの観点でも指摘リスクがある運用実態が散見されております。
利用者ごとにアセスメントし、適切な計画策定とサービス提供が行われることは、介護保険制度下において必須であるとともに、介護現場の業務負担を軽減して、スムーズに運用できる機能の必要性を認識し、この課題を解決すべく本機能の開発実施にいたりました。
リリース日程
2022年5月12日からご利用いただけます。
改善内容
■事業所の運用実態にあわせた豊富な評価項目とカスタマイズ性
各介護団体などが推奨としているアセスメントシートの様式例や、その中でも、事業所独自で採用している項目を調査し、使用頻度が高い項目を選定いたしました。
項目数は最大245 項目あり、様々な事業所の要望にあったアセスメントシートの作成が可能です。また、事業所の評価項目に合わせて、必要な項目のみにカスタマイズ(削除)することができます。
■クリックできる人体図で視覚的にもわかりやすい操作画面
アセスメントの際は、利用者様の身体状況を適切に把握することが求められます。
異常のある部位を人体図より選択し、からだの異常(痛み・拘縮・皮膚の異常・他)をクリックで選択する形となっており、簡易的かつ分かりやすく入力することができます。
これにより定期的なアセスメントの実施や容態の変化がみられるときに適宜行うことが可能になります。
■アセスメントシート⇔他書類への転記を解消
アセスメントシートで記載する情報は多岐にわたります。例えば、ご利用者の健康状態、ADL・希望・住居環境等です。
これらの情報は通所介護計画書だけでなく、機能訓練計画書、生活機能チェックシート・LIFE等様々な書類でも同様に扱われます。
リハプランのアセスメントシートでは、アセスメントシートと上記の様々な書類と情報連携が可能となっており、他書類への転記作業が不要となります。
リハプランは、「エビデンスに基づいた科学的介護」の実現を目指して、今後も介護事業所の業務に即した機能開発・改善を行っていきます。