パソコンが苦手でも「選ぶだけ」で法令遵守の計画書ができる

株式会社柔

黒氏知子(柔道整復師)

課題
  • パソコンが苦手で計画書の作成時間に40分/件かけていた
  • 計画書の正しい作成方法がわからず、不安だった
  • さまざまな加算に取り組まないといけない時代になった
結果
  • 「選ぶだけ」のため計画書の作成時間を15分/件に短縮できた
  • 計画書の正しい作成方法がわかり、改定にも対応できるようになった
  • 不明点をすぐ相談ができるため、積極的に加算に取り組めるようになった
  • 社名・事業所名:株式会社柔 リハビリデイサービスひまわり
  • 所在地:愛知県津島市
  • 定員数:19名
  • 専門職:柔道整復師、看護師在籍

愛知県津島市にある「リハビリデイサービスひまわり」は、午前・午後の2回転型で運営する通所介護事業所です。柔道整体師が在籍するため外傷に強く、骨折・脱臼・オペ後のリハビリなどに強みを持ちます。また、利用者には身体を動かせる方が多く、なかにはスポーツジムのように激しく運動されている方もいらっしゃるようです。

同事業所にて、機能訓練指導員を務められている柔道整復師の黒氏知子さんは、以前から「個別機能訓練計画書を正しく作成できているのか」という不安を抱いていました。そこで、2018年10月にRehab Cloud リハプランを導入。法令を遵守した記載方法で、改定にも対応できるということから、現在では安心して計画書を作成できているようです。

現在では個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・ロ、個別機能訓練加算(Ⅱ)、科学的介護推進体制加算、入浴介助加算(Ⅰ)(Ⅱ)など、さまざまな加算認定に取り組まれています。

今回は、黒氏さんにサービスを導入していただいたきっかけやその後の効果について、お話を伺いました。

計画書を正しく作れているか常に不安だった

以前まで、個別機能訓練計画書(以下、計画書)の作成については私たち独自の方法で取り組んでいました。しかし、その方法が正しいのかわからず、迷いながら作成していた部分があります。厚生労働省から推奨されている記載方法はアバウトだったり、加算や介護報酬が改定されるたびに変更があったりするため、さまざまな不安を抱えていました。

他の施設で作成された計画書を拝見したこともありますが、私たちの施設では身体を比較的自由に動かせる利用者様が多く、それぞれの目標も異なるため、なかなか参考にすることもできませんでした。

パソコンが不得意でも「リハプランならできそう」

職員の年齢層は高めで、40〜60代の方が中心です。60代後半の方もいるため、インターネットでの検索やWordを活用したドキュメントの作成などはできても、Excelで関数を組んだり、図表を作成したりするのは難しいというのが実情です。

このような背景のなかで、2018年頃に偶然ネット広告で見つけたリハプランを導入しました。リハプランは「項目を選ぶだけ」で簡単に操作ができるため、パソコンが苦手なスタッフでも問題なく扱うことができています。もし仮に「操作がわからない」などの困ったことがあった場合には、担当者に電話をすればすぐにサポートを受けられるという点も非常に魅力的でした。

実際に導入当初には、以前から計画書を作成していた管理者(60代後半)と一緒に操作説明を受けたのですが「これなら操作できそう」「残業時間やストレスも減らせそう」と、かなり納得感を持ちつつ導入を進めることができました。

また、計画書の内容は、理学療法士の知見をもとに提案されるため、私たち(柔道整復師)とは違う視点からアドバイスをいただけることも期待して導入を決めたという経緯もあります。

法令遵守の計画書が作成できる安心感

リハプランでは、法令を遵守したフォーマットで計画書を作成できます。そのため、どこに提出をしても間違いはなく、安心して利用することができています。加算や介護報酬の改定がある度に、機能もアップデートもされるため、それに従うだけで対応できるのは嬉しいポイントです。

以前までは管理者のパソコンのみでしか計画書を作成できませんでしたが、リハプランはクラウドサービスのため、どのパソコンでも操作ができます。現在では分担して利用者70人分の計画書を作成していますが、以前までは管理者が作成した計画書をプリントアウトして、他の職員は手書きで評価を行うというアナログなフローでした。しかし、リハプランでは各自のパソコンですべてのフローを完結できるため、他職種との連携をスムーズに行えるようになり、作業効率を向上させることができています。

「選ぶだけ」で計画書ができる!パソコン不得意でも問題ない

リハプランでは、パソコンが苦手でも「項目を選ぶだけ」で簡単に操作ができます。それぞれの計画書ごとにフォーマットが用意されているため「どこに何を入力すれば良いのか」がすぐにわかります。実際に導入してからは、操作をするうえで「わからない」となった場面はありませんでした。

現在は、計画書の作成時間を大幅に短縮できています。具体的には、以前までは1件あたり40分かけていた作成時間を、15分にまで減らすことができました。浮いた時間は現場業務に当てることができています。直近では利用者様の数が増えているため、事務作業にかける時間を削減できたのは本当に助かりました。

別ソフトで苦労していたLIFE提出がスムーズになった

以前までは、別の介護請求ソフトで科学的介護推進体制加算を算定していました。しかし、1台のパソコンにアプリを導入しなければならず、わざわざ別のパソコンから必要な情報を移行する必要があり、とくにLIFEのデータ提出は非常に大変でした。

一方で、リハプランではCSVを取り込むだけでLIFEのデータ提出が完了します。提出を行う前にアラートが表示されるほか、仮にエラーがあった場合でも「どこの・何を修正するべきか」が一目でわかる点が嬉しいポイントです。

LIFE関連加算を算定していない事業所は「勿体無い」

もともとLIFEに取り組み始めたきっかけは「加算をとらないと、この先やっていけないのでは?」という不安があったためです。実際にリハプランで取り組んでみると簡単で、むしろ取り組んでいない事業所は勿体ないと思ってしまいます。

加算関連の話だと、令和3年の介護報酬改定で新設された入浴介助加算(Ⅱ)も算定しましたが、周囲の事業所では取り組まれていないところも多いと聞いています。これからは加算に取り組まないといけない時代になるため、引き続き私たちは積極的に取り組んでいく予定です。

アウトカムレポートで利用者のやる気も向上

リハプランで作成されるアウトカムレポート(体力測定の結果)は、利用者様が喜んで確認しています。結果が見えることでモチベーションが向上して、みなさん楽しんで取り組まれている印象です。

実際にアウトカムレポートの数値が大きく改善された方もいらっしゃいます。過去に脳梗塞麻痺を患い、右足を引きずっていた方が、今では自信を持って歩くようになり、山登りや魚釣りにまで行けるようになったというケースもあります。

アウトカムレポートは、ご家族やケアマネジャーの方にも確認していただきますが、目に見えて数値のわかるレポートは大変好評です。「数値が改善していてすごいですね」というコミュニケーションのきっかけにもなります。

最後まで自分の足で歩けるようにサポートしたい

もともと接骨院が運営母体の事業所なので「接骨院に来られなくなった方の面倒を見たい」というのがデイサービスを始めたきっかけでした。そのため、利用者様が自分でご飯を食べられて、自分の足で歩けるように、あくまで自立支援という立場でのサポートを心がけています。人生の最期を迎えるときまで、在宅で生活ができれば幸せですよね。

今後も引き続き、利用者の自立支援につながるような取り組みをしていきたいと考えています。

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「Rehab Cloud」は
介護現場の付加価値を向上し、
利用者のアウトカムを追求する
「科学的介護ソフト」です。

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