介護ソフトの失敗しない乗り換え方法!やるべきこと・選び方・手順について解説
運営ノウハウ
2025/04/15
運営ノウハウ
ICT活用
更新日:2025/04/15
コストを抑えて業務のICT化を進めたいという介護事業者もいらっしゃるでしょう。そのような方向けに、本記事では無料で使える介護フリーソフトをご紹介。有料版との利用する際の違いや注意点も解説します。
この記事の目次
※2025年4月時点情報
介護施設向けの無料で利用できるフリーソフトの特徴について解説します。
無料で利用できる介護ソフトはあります。ただし、有料の介護ソフトと比較すると、使える機能が限定されることが一般的です。有料の介護ソフトの廉価版や機能限定版として提供されているケースが多いです。
また、一部の機能のみ無料で使える介護ソフトもあります。後から機能が足りないことに気付いてオプションを追加すると、費用が発生する場合もあります。
機能はすべて無料で利用できますが、期間が限定される場合があります。これは、導入前に操作性や機能を確認してもらう「お試し版」として提供されているからです。長期間の使用を希望する場合には、有料版への切り替えが必要です。
介護のフリーソフトは、法改定への対応やソフトのアップデートが遅い場合があります。無料の介護ソフトの開発にかけられる費用は限られています。そのため、法改定への対応が必要であっても、その対応がスピーディーに行われない場合もあります。また、ソフトによっては、法改定へ対応しないこともあるでしょう。
介護のフリーソフトは、受けられるサポートが限られます。カスタマーサポートの窓口がなく、マニュアルを見て自力で解決が必要となることもあります。そのため、ある程度のITリテラシーがなければ、介護のフリーソフトは安全に使いこなすのが難しくなるでしょう。
介護施設向けのフリーソフトと有料ソフトの違いについて、以下で解説します。
有料の介護ソフトは、フリーソフトと比較すると機能が豊富です。
介護ソフトはそれぞれの事業所の規模・業務状況・用途に合わせて選ぶことが大切です。無料であることを理由に介護のフリーソフトを選ぶと、必要な機能が不足していて思ったような効果が得られないことも考えられます。
一方で、多機能であることを理由に介護ソフトを選んでも、使いこなせずにコストばかりがかかる可能性もあります。
有料の介護ソフトは、サポート体制が充実している傾向が見られます。サポート体制が充実していれば、導入で失敗する可能性が低くなるので安心して利用できます。
初めて介護ソフトを導入する場合には、フリーソフトよりも有料ソフトの利用がおすすめです。そして、しっかりと介護ソフトを使いこなして業務効率化を実現できるようにサポート体制が充実していることをチェックしましょう。
Rehab Cloud(リハブクラウド)は、導入・定着・活用までサポートする有料ソフトです。事業所の目的や課題に合わせた運用を支援しており、電話やメールによる問い合わせだけでなく、オンライン勉強会の開催、わかりやすいマニュアルの提供など介護ソフトを使いこなすための手厚いサポートを行っています。
Rehab Cloudのサポート体制の詳細は、以下からご確認いただけます。
▶サポート体制 | 介護ソフト・介護システムならRehab Cloud(リハブクラウド)
まず、介護ソフトを試してみたいという方向けに、介護施設向けのフリーソフト5選をご紹介します。機能の限定やお試し期間が限られている場合がありますので、導入の際は必ず公式サイトにてご確認ください。
ファーストケアHoneyは、ファーストケアのフリー版の介護業務管理ソフトです。新規事業所や運営開始から間もない事業所をサポートすることを目的に提供されており、有料版と同じ機能が利用できます。ただし、1法人につき1契約1サービスのみで、使えるパソコンは1台といった制限があります。
参考:ファーストケアHoney – 新規事業所・小規模事業所向け介護ソフト
ケア樹Freeは、月額システム利用料0円で2ヵ月無料のお試し期間があるクラウド型介護ソフトです。記録・請求・分析業務まで介護施設運営をトータルで支援します。
参考:クラウド型介護ソフト「ケア樹Free」|介護ソフト|株式会社グッドツリー|セカンドラボ
SCOPmobileは、パソコンやスマホで最先端の介護ICTが0円で利用できます。計画の作成や管理ができ、LIFEにも対応しています。音声入力や手書き入力に対応しているので、誰でも簡単に操作できます。
参考:業界初!無料で使える介護ICT「SCOP」。全ての介護従事者にデジタルの選択肢を
CareViewerは、グループホーム事業所向けのAI・介護記録ソフトです。計画・記録・実績集計までワンストップで対応。誰でも簡単に使いこなせる操作性の高さが特徴です。完全無料で記録が行えるフリープランとスタンダードプランを無料で利用できるお試しプランもあります。
参考:【グループホームの生産性向上】誰でも簡単に使えるAI・介護記録アプリ|CareViewer
介護のフリーソフトは、費用が抑えられるというメリットはありますが、機能が限定されていたり、サポート体制が不十分だったりといったデメリットもあります。また、アップデートに対応していない場合には、大切な利用者の情報が漏洩するといったセキュリティのリスクも高まります。
介護ソフトの導入によって事業所の業務効率化を実現したいのであれば、有料ソフトがおすすめです。有料ソフトの中には、導入から活用までしっかりとサポートしてくれるものもあります。豊富な機能が揃った介護ソフトを使いこなせれば、そのコスト以上の負担軽減や人件費の削減といった効果も期待できるでしょう。
コストだけでなく、業務改善による費用対効果を試算して、事業所に合った介護ソフトを選ぶことが大切です。
日々の加算算定業務や記録業務などで苦労されている人も多いのではないでしょうか?科学的介護ソフト「Rehab Cloud」であれば、現場で抱えがちなお悩みを解決に導くことができます。
例えば、加算算定業務であれば、計画書作成や評価のタイミングなど、算定要件に沿ってご案内。初めての加算算定でも安心して取り組めます。さらに、個別性の高い計画書は最短3分で作成できます。
記録した内容は各種帳票へ自動で連携するため、何度も同じ内容を転記することがなくなります。また、文章作成が苦手な方でも、定型文から文章を作成できるので、簡単に連絡帳が作成できるなど、日々の記録や書類業務を楽にする機能が備わっています。