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現場ノウハウ
2024/11/06
現場ノウハウ
レクリエーション
更新日:2024/09/12
デイサービスや施設のレクリエーションでは、脳機能や身体機能の維持・向上のため、ゲーム感覚でできる「脳トレ」が取り入れられています。体を動かすことが難しい利用者でも取り組むことができるため、バリエーションがあるととても便利です。ここでは、ひとりでも夢中になれる脳トレレクリエーションを集めてご紹介します。
この記事の目次
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施設でのレクリエーションというと、みんなで楽しくゲームをしたり身体を動かしたり、活動的に過ごすイメージがあると思います。
しかし、頭を使ったレクリエーションもゲームや体を動かすレクリエーションと同じくらい実施されており、人気のある活動のひとつです。
脳トレのレクリエーションを行うメリットには、以下のような理由があります。
ぜひ身体を動かすレクリエーションだけでなく、さまざまな脳トレも取り入れてみましょう。
レクリエーションが持つ意義や効果、人気のあるレクリエーションなどを知りたい方は、ぜひ以下の記事をチェックしてください。
▶︎高齢者レクリエーションの効果と意義・作成する際のポイント
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ここでは脳トレのレクリエーションの内容をご紹介します。
さまざまな計算問題が用意された用紙を1問ずつ解いていきます。計算は日常生活でも使用する機会があるので、脳トレの代表的なレクといえるでしょう。
単純な計算だけでなく、お金や時計などを使用した問題にすると、より計算のトレーニングになります。
左右のイラストを見比べて、間違いを探します。すみずみまでイラストをチェックする必要があるため、注意力や集中力を高めるトレーニングになります。
1から順番に点をつないで、何のイラストになったのかを答えます。用紙に散りばめられた点を1つずつ探す必要があるので、注意力や集中力を鍛えられます。
問題を変えて点の数を段階的に増やせば、達成感も得られやすくなるでしょう。
もともとの絵を参考にして、パズルを組み立てていきます。ピースの絵柄がどの部分なのかを確認しながら埋めていくことで、集中力の向上につながります。
ピースが多い場合は、1人ではなく複数人で取り組むのもおすすめです。パズルを完成したときは、大きな達成感を得られるでしょう。
イラストや四字熟語などを題材に、当てはまる漢字を埋めていきます。考える能力だけでなく、漢字を書くことで記憶力のトレーニングになります。
日記を書いてその日の出来事や楽しかったことなどを記録していきます。その日に何をしたのかを振り返る必要があるため、記憶力を鍛えるトレーニングになります。
また、日記は問題を解くのが苦手な方でも気軽に行えるのがメリットです。
トランプを裏返しで並べた後に、2枚ずつめくって同じ絵柄を見つけるゲームです。どの場所にどの絵柄があるのかを覚えておく必要があるため、記憶力を鍛えるトレーニングとしておすすめです。
1人だけでなく、2人1組で行うのも良いでしょう。トランプの枚数が多すぎることで難しさを感じる場合は、枚数を減らしたり、同じ色でもOKにしたりなどの設定を加えてみてください。
利用者のこれまでの人生や思い出を振り返り、グラフとして書いてもらうレクです。今までの人生を振り返ることで、記憶力のトレーニングになります。
「人生で一番大変だったこと」や「人生で一番うれしかったこと」などをまとめるのもおすすめです。利用者の経験を聞くのは、スタッフにとっても良い勉強になるでしょう。
クロスワードでは、ヒントをもとにして言葉を埋める必要があるため、深く考えるトレーニングになります。また、どの問題を優先すべきかを判断する能力や、言語記憶力も養えるでしょう。
イラストから言葉を連想して、しりとりを成立させていきます。
しりとりは単純なように見えますが、他のイラストや文を頼りに単語を考える必要があるので、脳トレにおすすめです。さまざまなバリエーションの問題を用意しておくと、飽きずに楽しめるでしょう。
迷路を鉛筆でたどり、ゴールを目指していきます。迷路では、どの道をたどればゴールに着くのかを考えながら進めることが大切です。
複雑すぎると途中で飽きてしまう可能性もあるので、いくつかの種類を用意しておくと良いでしょう。
複数のイラストやキーワードのなかから仲間はずれを探すゲームです。それぞれの共通点や違う点をよく考えることで、頭の活性化につながります。
出題された文字をもとに、正しい言葉に戻すゲームです。
たとえば、「うありとが」だったら「ありがとう」という風に戻します。文字数を増やして、どのくらいまで解けるかチャレンジしてみましょう。
一部分の文字を隠したことわざを当てていきます。ホワイトボードに問題を書いて、複数人で当ててもらう方法もおすすめです。
隠す文字数を増やしたり、マイナーなことわざを出したりして、難易度を調整すると、より考える力が養われるでしょう。
塗り絵は現在、大人用や高齢者向けの種類が豊富に販売されています。塗り絵はイラストにあわせて色を決めたり、配色のバランスを考えたりするので、脳トレにつながります。
また、手の細かい動きのトレーニングにもなるでしょう。絵を描くのが苦手な方でも気軽に行えるのも、塗り絵のメリットです。
折り紙は手の細かい動きや折る順番が要求されるため、集中力を鍛えられます。さまざまな手順表を用意しておけば、そのぶん脳の活性化につながり、楽しく折り紙を続けられるでしょう。
また、折り紙の手順を覚えていくことで、記憶力の向上も期待できます。
片方の手は親指から、もう片方は小指から折る・戻すを繰り返し行う体操です。それぞれ別の動きが要求されるので、脳トレになります。
その他にも片方の手を折る・もう片方を戻す方法もあり、さまざまなバリエーションで楽しめます。最初のうちは慣れないと思うので、ゆっくり行ってみましょう。
早口言葉では、途中で噛まないように集中力を高められるだけでなく、口の体操にもなります。
口まわりの筋肉を動かすことで誤嚥予防にもなるので、一石二鳥です。1人だけではなく、集団で行うのがおすすめです。
あやとりやお手玉などの道具を活用した手遊びです。
頭を使うだけでなく、手や指を動かすことで脳の活性化が期待できます。子ども時代に遊んだ記憶を思い出しながら、道具を使って楽しんでみましょう。
かるたは読まれた内容に当てはまるカードを探す必要があるため、集中力や注意力を鍛えられます。2人以上で行い、どのくらい枚数を獲得できるかチャレンジしてみましょう。
また、普通のかるたではなく、オリジナルで作成したものでもかまいません。これらのレクを参考にして、施設のスタイルにあわせた内容で行ってみましょう。
介護サービスで行われるレクリエーションは、心身機能の維持・向上や利用者同士の交流を促す重要なものです。
そのなかでも、脳トレのレクリエーションは利用者の認知機能の低下を防ぐ役割があります。体を動かすことが難しい方も取り組めるという大きなメリットもあり、バリエーションのひとつとして取り入れておきたいレクリエーションと言えるでしょう。
認知機能の低下予防は、利用者のQOL(生活の質)を高めるためには欠かせないポイントです。
そのため、レクリエーションの内容は運動だけでなく、脳トレをはじめとした頭を動かすゲームやトレーニングもバランス良く取り入れることが大切です。
今回の記事を参考にして、ぜひ脳トレのバリエーションも増やしてみましょう。
道具なしでできるレクリエーションについては以下の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてください。
▶︎道具なしでできる!すぐにできる『簡単なレクリエーション』12選!
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