第2回Rehab Cloudユーザー交流会レポート
現場ノウハウ
2024/05/08
現場ノウハウ
レクリエーション
更新日:2024/05/08
デイサービス・施設のレクリエーションの中で、楽しくできる運動として人気があるのがボールを利用したレクリエーションです。ボールをつかんだり投げたりすることで身体機能維持が可能になり、楽しさの創出にもつながるでしょう。ここでは、誰でもできる夢ボールを使ったレクリエーションを集めてご紹介します。
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この記事の目次
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レクリエーションにはさまざまなバリエーションがあり、道具を使用することでより楽しく行えます。
道具のなかでも、とくにボールを使用したレクリエーションはコミュニケーションを生みやすく、利用者同士で盛り上がるきっかけとなりやすいレクリエーションです。
ボールを使用したレクリエーションのメリットは、以下の通りです。
ぜひボールを使用したレクリエーションを取り入れてみましょう。
レクリエーションが持つ意義や効果についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
▶︎高齢者レクリエーションの効果と意義・作成する際のポイント
ここではボールを使用したレクリエーションの内容についてご紹介します。
▶身体機能を向上させるなら科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド)」
円になって並んだ状態になり、ボールを蹴ってパスし合うゲームです。ボールを蹴ることで足の筋肉を鍛えるトレーニングとなります。
利用者同士でのパスが難しかったり、円が広かったりする場合は、スタッフを中央に配置して、ボールを回すサポートをしましょう。
配置したピンをボールでどのくらい倒せるかを競うゲームです。ボールは蹴る・投げるどちらでもかまわないので、利用者の状況に合わせて柔軟に決めましょう。
1人ずつ倒した数を競うのも良いですが、グループを組んで行うのも盛り上がるきっかけとなります。
両手で持った棒でボールをつかみ、カゴのなかに入れるゲームです。腕のトレーニングになるだけでなく、器用にボールを持つ能力も求められます。
カゴの距離は利用者にあわせて調整しましょう。得意な方はやや遠くに配置して、投げて入るかチャレンジするのもおすすめです。
紙コップの上にボールを乗せて、落ちないようにバランスをとりながら他の利用者に渡すゲームです。
腕の力のトレーニングになるだけでなく、集中力も鍛えられます。他の利用者に渡すのが難しい場合は、スタッフがサポートしましょう。
紙コップをカップと見立てて、ゴルフボールを使用してカップインを目指します。
棒でゴルフボールを打つのが難しい場合は、手で転がすのもおすすめです。複数の紙コップを用意して配置しておくと、カップインしやすくなります。
利用者同士で横に並び、向かい合うような形でもう1グループを配置します。それぞれのグループが棒を使用して、両端にあるお互いのゴールにボールを入れていきます。
グループで協力し合ってゴールを目指すので、盛り上がりながらゲームを行えるでしょう。
カゴやダンボールを3×3の形に並べて、ボールを入れるゲームです。どの利用者が3つ揃えてビンゴを達成できるか競ってみましょう。
普通のボール以外にも、ピンポン玉をバウンドさせながら入れてもらうのもおすすめです。
ピンポン球であれば、力の弱い利用者でも気軽に行えるでしょう。
このゲームでは、2人1組になってお互いタオルを持ちます。利用者同士で協力してボールをタオルに乗せながら、隣のグループに渡します。
難易度が難しい場合は、ボールの空気を少し抜いておくと安定性が増します。利用者と協力することで、コミュニケーションを作るきっかけにもなるでしょう。
くっつけて並べた紙コップのなかに、どのくらい自分の色のボールを入れられるかを競います。
2人以上を1チームとして、いくつかに分けて行ってみましょう。紙コップに得点をつけて、何点獲得できるかを競うのもおすすめです。
真ん中に近づくほど点数が高くなる的の紙を設置して、利用者にボールを投げてもらうゲームです。
個人やグループに分けて、合計何点獲得できるかチャレンジしてみましょう。
座っている利用者の後ろにいくつかのカゴを設置し、後ろ向きの状態でボールを投げてもらいます。
誰が後ろのカゴに多く入るかチャレンジしてみましょう。後ろにボールを投げる必要があるので、肩の痛みがある利用者は避けてください。
円のように並び、しりとりをしながらバランスボールを他の利用者に転がすゲームです。腕を動かすとともに、脳トレにもなります。
ボールを転がす制限時間を設けるようにすると、より盛り上がりやすくなるでしょう。
介護サービスで行われるレクリエーションは、利用者の身体機能の維持・改善だけでなく、他の方との交流を促すための重要な取り組みです。
そのなかでもボールを使用したレクリエーションは、新しい刺激が生まれ、コミュニケーションの機会がさらに増えるきっかけとなるでしょう。
ボールを使用したレクリエーションは手や足を活発に動かす必要があります。そのため、イスまたは車イスに座っている利用者が転倒しないように、リスク管理を十分にしておくことが大切です。
安全かつ楽しめるような、ボールを使用したレクリエーションをぜひ取り入れてみましょう。
道具なしでできるレクについては以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
▶︎道具なしでできる!すぐにできる『簡単なレクリエーション』12選!
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