介護ソフトアプリ16選!スマホ・タブレットで業務を効率化
運営ノウハウ
2025/05/16
運営ノウハウ
ICT活用
更新日:2025/05/08
本記事では、介護ソフトのベンダーを選ぶ際のポイントを解説します。そもそもベンダーとは何か、主な提供会社の特徴や導入実績など、介護施設に最適なベンダー選びの参考になる情報をご紹介します。
この記事の目次
※2025年4月時点情報
介護ソフトのベンダーとは、ざっくりと言うと提供会社を指します。英語でVendorは「売り手、販売店」の意味。そのため、介護ソフトを開発して販売している会社は、開発ベンダーと言えます。メーカーという言葉も似た意味で扱われる場合が多いです。
介護ソフトのベンダーについての情報を集める方法について解説します。
介護ソフトのベンダーのホームページで情報を集めるというシンプルな方法です。他の会社と差別化したい点やアピールしたい点が記載されているので、特徴の把握に役立ちます。また、介護ソフトを開発しているベンダーが発信している情報ですので、その信頼性は高いです。
自社にとって不利な情報は掲載されにくいため、第三者の情報もあわせて確認することが大切です。また、更新の頻度が低い場合もあるので、いつの情報なのか判断が難しい場合もあります。
実際に使用している方の口コミや比較サイトで情報を集める方法です。口コミは、実際に使用した方の所感がなので、よい点も悪い点も同じ様に書かれています。また、比較サイトは様々な介護ソフトの情報を広く集めるうえで役立ちます。
ただし、どちらも作成者の主観が入るため、公平ではない可能性があることを加味する必要があります。
介護ソフトの展示会に参加して、情報を集める方法です。ベンダーの担当者から話を聞いたり、実際にソフトを触ったりといったことができます。Webでは知ることが難しい情報が得られることが、展示会に参加するメリットです。期間が限られており、すべてのベンダーが参加するわけではない点に注意が必要です。
介護ソフトのベンダー選びで失敗しないために覚えておきたいポイントについて解説します。
導入実績が多いベンダーは、サービスの終了や撤退のリスクが低いです。安心して長期間介護ソフトを利用できるでしょう。
導入実績が多いということは、多くの介護事業所に選ばれている実績があるということです。また、さまざまな利用者の意見を吸い上げて反映しているため、定期的なアップデートが期待できます。
ただし、導入実績が豊富であることだけで、信頼できるよいベンダーと判断することは避けましょう。利用者の満足度や口コミと併せて総合的に判断することが大切です。
手厚いサポート体制が整えられたベンダーを選ぶと、導入や運用でつまずく可能性が低くなります。介護ソフトを活用するためには、少なからず操作や機能を覚える時間がかかります。疑問点や不明点があった際にすぐに対応してもらえるサポートデスクがあれば、学習がスムーズになり、現場の職員の変化に対するストレスも軽減するでしょう。
サポートの対応時間、問い合わせ方法、導入・定着・活用といった対応範囲などは、最低限確認する必要があります。
介護ソフトを提供している主なベンダーをご紹介します。
株式会社Rehab for JAPANは、デイサービス向け科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブクラウド)」を提供するベンダーです。エビデンスに基づいた科学的介護の実現のため、リハビリSaaS事業・オンラインリハビリ事業・介護データ事業を展開しています。Rehab Cloudには、導入前の相談から定着後の活用まで支援する手厚いサポート体制が用意されています。
株式会社カナミックネットワークは、介護記録から経営管理まで行える幅広い介護施設に対応した介護ソフトを提供しているベンダーです。超高齢社会が訪れる未来に向けてクラウドサービスによる課題解決に取り組んでいます。
参考:クラウド型介護ソフトならカナミック|介護記録から請求管理まで対応
株式会社エス・エム・エスは、コスパの高さと使いやすさでケアの質向上をサポートする介護ソフト「カイポケ」を提供するベンダーです。50,000以上の事業所に導入されており、豊富な実績があります。会社のミッションとして「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」を掲げています。
参考:介護・看護・障害ソフトやシステムならカイポケ|新規導入数No.1
株式会社ワイズマンは、医療・介護・福祉をトータルサポートする介護ソフト「ワイズマンシステムSP」を提供するベンダーです。業界トップクラスの61,200という導入実績を誇ります。「介護・福祉」と「医療」の2つの分野を中心に現場やお客様の声を大切にしたソリューションを提供しています。
参考:カルテ・介護ソフトの開発・販売|医療と介護・福祉のワイズマン
NDソフトウェア株式会社は、介護記録や介護報酬請求業務のICT化で介護現場をサポートする介護ソフト「ほのぼのNEXT」を提供するベンダーです。操作性の高さや充実したサポートで支持され、71,900を超える介護事業所に導入された実績があります。介護だけでなく、福祉や医療を中心に幅広いシステムを提供しています。
参考:【業界トップシェア】介護・障がい福祉システムならNDソフトウェア
株式会社ケアコネクトジャパンは、介護計画書作成・介護記録・介護報酬請求業務までサポートする介護ソフト「CAREKARTE(ケアカルテ)」を提供するベンダーです。日本全国で約19,000の介護事業所への導入実績があります。介護現場を知るベンダーという強みを活かし、最新のICT技術で利用者と向き合う時間を増やすことを目指したサービスを提供しています。
参考:介護ソフト・介護システムならケアカルテ – 株式会社ケアコネクトジャパン
株式会社日本コンピュータコンサルタントは、介護計画書作成・介護記録・介護報酬請求・スタッフと利用者管理の機能を標準搭載した介護ソフト「介舟ファミリー」を提供するベンダーです。30年以上にわたって介護ソフトを提供しており、17,000以上の介護事業所への導入実績があります。
システム開発・介護ソフト・ソリューションの3つを柱として事業を展開しています。
介護ソフトを選ぶ際には、信頼できるベンダーを選ぶことも大切です。ベンダーのホームページ、口コミや比較サイト、展示会などを利用すると、効率的に情報収集が行えます。ベンダーを選ぶ際には、導入実績の豊富さやサポート体制の手厚さを確認することが大切です。信頼できるベンダーを選び、介護事業所の課題を解決する介護ソフトを導入しましょう。
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