新潟県新潟市東区の「デイサービスセンター大山Cocosia Atago」|「個々」が「此処」で「幸せ」になる。画一的なケアを捨て、自らの意志で一日をデザインする自立支援
運営ノウハウ
2026/04/10
この記事の目次
地域の介護を、みんなで豊かに。「地域共創プロジェクト」への想い
本プロジェクトは、地域のデイサービスが持つ素晴らしい「現場での工夫や知恵」を事業所内だけに閉ざすのではなく、地域全体で分かち合うための取り組みです 。
現在、介護業界は人手不足や物価高騰といった厳しい経営環境に直面しています 。しかし、そんな中でも「利用者様をもっと元気にしたい」「職員が輝ける職場を作りたい」と、日々試行錯誤を続けている現場が、私たちの街にはたくさんあります 。
個々の事業所が「孤立」して悩むのではなく、その知恵を「バトン」として繋いでいくこと 。それこそが、地域の介護の質を高め、高齢者の皆様が安心して暮らせるインフラを守ることになると私たちは信じています 。
今回のイベントレポートでは、地域を支える先行事例として登壇いただいた法人の、熱い想いとリアルな舞台裏をお届けします 。
「デイサービスだけで運営を続けることに、正直なところ、この先どうなるんだろうという不安を感じていた時期がありました」
埼玉県桶川市で「リハビリデイサービスつちのこ」を運営する管理者・関良平さんは、そう静かに語り始めました。令和3年の開設以来、地域に根ざした運営を続ける中で、関さんが辿り着いた答えは、単なる経営の効率化ではありませんでした。それは、「目の前の方の『困った』を、一つずつ自分たちの手で解消すること」。
今回、関さんのお話を伺って心に深く残ったのは、制度の枠組みに縛られず、利用者様とご家族の「当たり前の暮らし」を全方位から守り抜こうとする、圧倒的なまでの誠実さでした。
「デイサービスに通っている時間は、一日のほんの一部です。それ以外の時間に、利用者様が何を不安に思い、何に困っているのか。そこにこそ、私たちが力になれることがあるはずだと思ったんです」
関さんは、日々の関わりの中で利用者様の「小さなSOS」に気づきました。きっかけは、理学療法士が行う「興味関心チェックシート」でした。そこには、「映画に行きたいけれど、移動手段がない」「近くにお店が少なくて、買い物が難しい」といった、切実な願いや不安が綴られていたのです。
「制度上できないから」と諦めるのではなく、どうすれば実現できるかを考える。そんな声に応えるために、「リハビリデイサービスつちのこ」では送迎車の空き時間を活用した「福祉タクシー」や、自社の厨房で作る温かい「お弁当の配食」など、生活を丸ごと支える独自の取り組みを形にしてきました。これらはすべて、「利用者様の在宅生活を、途切れさせずに守りたい」という一心から生まれたものです。
なかでも、ケアマネジャー様やご家族から特に喜ばれているのが、自社厨房で手作りされる「お弁当」の配食です。
「デイサービスに行かない日でも、私たちが作ったお弁当を届けに行く。それは、単に食事を届けること以上の意味があります。今日もしっかり食べているか、体調に変わりはないか。『知っているスタッフ』が直接手渡しすることで、ご家族からも『デイに行かない日の安否確認にもなって本当に安心する』というお声をいただいています」
たとえ施設に来ない日であっても、スタッフとの繋がりは途切れない。この「見守りのバトン」があるからこそ、ご家族は安心してご自身の時間を過ごすことができ、利用者様は住み慣れた家での生活を自信を持って続けることができるのです。「つちのこさんなら、デイ以外の時間も見てくれている」という信頼こそが、地域で選ばれる最大の理由だと感じました。

「リハビリデイサービスつちのこ」には、理学療法士が3名在籍しており、個別性の高いリハビリを提供できる体制が整っています。しかし、関さんが大切にしているのは、リハビリの技術だけではありません。
「理学療法士がしっかり関わるのはもちろんです。ですが、それ以上に素晴らしいのは、厨房スタッフやドライバーも一緒になって利用者様を支える『輪』ができていることです」
例えば、厨房スタッフが自ら配送を担うことで、利用者様の「美味しい」という笑顔に触れて「もっと喜んでもらえるものを作ろう」という意欲が湧く。ドライバーが空き時間にお茶出しを手伝う中で、利用者様の何気ない表情の変化や歩き方の違和感に気づき、すぐに専門職へと繋ぐ。 職種の垣根を超えて、全員が「一人の利用者様の暮らし」を多角的に見守る。その温かな結束力が、事業所全体に大きな安心感をもたらしていました。

関さんは、デイサービスを単にリハビリをする場所ではなく、生活の中のあらゆる不安を解消するための「入り口」だと考えています。
「デイサービスに来るというのは、一つの『入り口』でしかありません。大切なのは、そこで出会った皆様が何を求めているのかを丁寧に聞き取り、一つひとつ形にしていくこと。これからも、桶川の街で高齢者の方々が安心して暮らせるためのサービスを追求していきたいと思っています」
今後は、介護付きの旅行プランなど、さらに「楽しみ」を広げるサポートも具体的に準備されています。
「リハビリデイサービスつちのこ」は、桶川の街に暮らす皆様の、一番身近で頼もしい伴走者でした。一度は諦めていた願いを、スタッフ全員で叶えていく。そんな関さんの誠実な挑戦は、これからも多くのご家族に、明日への安心を届けていくはずです。
▼ 株式会社MSHD リハビリデイサービスつちのこ(埼玉県桶川市)について
詳しくは公式サイトはHPをご確認ください
https://rehaday-tsuchinoko.com/
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