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介護保険法
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介護サービスの種類
更新日:2024/09/10
デイケアとデイサービスとの違いがよく分からない方は多くいます。デイサービスは通所介護とデイケアは通所リハビリテーションで介護保険の別のサービスです。簡単に説明すると4つの違いがあり、目的・スタッフ(医師)の配置・機能訓練(リハビリ)・利用料金が大きく異なります。そこで今回は、デイサービスとデイケアの4つの違いをわかりやすくまとめました。これから介護保険サービスを利用する方、転職をお考えの方の参考にしてみてください。
この記事の目次
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デイサービスとデイケアの違いを簡単にまとめると4つの違いがあります。
これらの違いを前提に詳しくデイサービスとデイケアについて見ていきましょう。
デイサービスとは、一般的に「通所介護」という呼ばれる介護保険サービスです。その名の通り、利用者様が事業所に通い、食事や入浴、機能訓練といった介護サービスを受けることができます。もともと在宅で介護をしている家族の負担を軽減するレスパイトケア目的デイサービスが多くありましたが、最近ではリハビリ特化型デイサービスなども増えてきています。
デイケアとは、一般的に「通所リハビリテーション」と呼ばれる介護保険サービスです。利用者様が事業所に通い、介護サービスを受けることができる点はデイサービスと同様ですが、通所リハビリテーションという名の通り、身体機能の維持や生活機能の向上を目的として理学療法士などのリハビリ専門職によるリハビリテーションを受けることができます。
では、次章よりデイサービスとデイケアの違いについて詳しく解説していきます。
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デイサービスとデイケアの「目的の違い」についてお話します。
ご覧いただいたように、デイサービスとデイケアの目的の違いは、主にデイケアでは身体機能や生活機能、コミュニケーション能力などの維持・向上を目的としてサービスを提供しているということになります。
デイサービスとデイケアの違いの2つ目として「スタッフの違い」についてお話します。
※利用定員が10人を超える場合の人員基準
–参考資料|基準省令第37号 第11年1条–
指定通所リハビリテーションの事業を行う者が、当該事業を行う事業所ごとに置くべき指定通所リハビリテーションの提供に当たる従業者の員数は、次のとおりとする。
一.医師 指定通所リハビリテーションの提供に当たらせるために必要な1以上の数
二.理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士又は看護師若しくは准看護師(以下この章において「看護職員」という。)若しくは介護職員
ご覧いただいたようにデイサービスとデイケアのスタッフ配置の大きな違いは、医師とリハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語療法士)が必ず在籍しているかになります。デイサービスの場合も機能訓練を行いますが、必ずリハビリ専門職が指導してくれるとは限りません。一方で、デイケアはいわゆるリハビリテーションに特化したサービスですので医師や理学療法士をはじめとしたリハビリ専門職が必ず在籍しており、個別にリハビリを受けることができます。
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デイサービスとデイケアの違いの3つ目に「機能訓練の違い」についてお話します。
デイサービスもデイケアも双方ともに「機能訓練・リハビリテーション」を提供しますが、言葉を正しく言い換えると「デイサービス=機能訓練」と「デイケア=リハビリテーション」を提供していることになります。
機能訓練とは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、 看護師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師などが「減退防止」を目的に提供する訓練のこと。
リハビリテーションとは、医師の指示に基づき理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職種が「身体機能の維持・回復」を目的に提供する訓練のこと。
医師が常勤で在籍しているデイケアは「リハビリテーション」を提供していることになり、機能訓練指導員が在籍しているデイサービスは「機能訓練」を提供しているのです。
機能訓練とリハビリテーションは、どちらも身体機能や生活機能の維持・向上を目的としたものです。デイケアは医師の指示に基づいてリハビリ専門職が訓練を行うのに対して、デイサービスでは必ずしも機能訓練指導員が直接指導することはなく介護職員であっても機能訓練を行うことができるのです。より専門的な訓練をお望みであればデイケアをお勧めするのはこういった理由からです。
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デイサービスとデイケアの違いの4つ目に「ご利用料金の違い」についてお話します
利用料金を比べると、医師やリハビリ専門職が在籍しているデイケアの方が1回あたり「100〜200円程度」高くなります。このご利用料金は、利用者の要介護度・施設の規模・利用時間・住んでいる地域によって介護保険で細かく料金設定(単位)が別れているので、詳しくは利用予定の事業所にお問い合わせください。
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