24年度介護報酬改定を見据えたデイサービスの生き残り経営戦略 【セミナーレポート】
介護報酬改定
2024/10/09
介護報酬改定
更新日:2024/09/10
通常規模型の通所介護の基本報酬単位数、加算・減算、地域区分など、2019年/令和1年10月介護報酬改定後の内容を一覧表にご紹介します。1時間毎のサービス提供時間区分・要介護度からすぐに基本報酬の単位数を確認できます。また、2019年/令和1年10月時点の通所介護の加算や減算についても一覧表で掲載。デイサービスの料金や単位数をすぐに確認したい時の早見表としてお使いください。
この記事の目次
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通常規模型通所介護の基本報酬単位数をサービス提供時間区分、要介護度ごとに一覧表にしています。1月当たり平均利用延人員数が750名以内である通常規模型デイサービスの、2019年/令和1年10月介護報酬改定後の内容です。
通常規模型通所介護費の単位数一覧表
地域密着型(小規模) |通常規模型| 大規模型(Ⅰ)| 大規模型(Ⅱ)
基本報酬時間区分 | 介護度 | 単位数 |
---|---|---|
※2時間以上3時間未満 | 要介護1 | 267単位 |
要介護2 | 307単位 | |
要介護3 | 347単位 | |
要介護4 | 386単位 | |
要介護5 | 426単位 | |
3時間以上4時間未満 | 要介護1 | 364単位 |
要介護2 | 417単位 | |
要介護3 | 472単位 | |
要介護4 | 525単位 | |
要介護5 | 579単位 | |
4時間以上5時間未満 | 要介護1 | 382単位 |
要介護2 | 438単位 | |
要介護3 | 495単位 | |
要介護4 | 551単位 | |
要介護5 | 608単位 | |
5時間以上6時間未満 | 要介護1 | 561単位 |
要介護2 | 663単位 | |
要介護3 | 765単位 | |
要介護4 | 867単位 | |
要介護5 | 969単位 | |
6時間以上7時間未満 | 要介護1 | 575単位 |
要介護2 | 679単位 | |
要介護3 | 784単位 | |
要介護4 | 888単位 | |
要介護5 | 993単位 | |
7時間以上8時間未満 | 要介護1 | 648単位 |
要介護2 | 765単位 | |
要介護3 | 887単位 | |
要介護4 | 1008単位 | |
要介護5 | 1130単位 | |
8時間以上9時間未満 | 要介護1 | 659単位 |
要介護2 | 779単位 | |
要介護3 | 902単位 | |
要介護4 | 1026単位 | |
要介護5 | 1150単位 |
自己負担割合が、1割負担、2割負担、3割負担に合わせて、単位数から自己負担費用に換算した利用料金表です。各種加算等は含みませんが、利用料金の目安を調べるためにご利用ください。
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通所介護の基本報酬時間区分は8時間以上9時間未満までですが、通所介護の前後に連続して日常生活上の世話を行う計画として所要時間を通算した時間が「9時間以上」となった場合は、「最大5時間」を上限として時間に応じて加算されます。(通称:延長加算)
時間 | 加算単位数 |
---|---|
9時間以上10時間未満の場合 | 50単位 |
10時間以上11時間未満の場合 | 100単位 |
11時間以上12時間未満の場合 | 150単位 |
12時間以上13時間未満の場合 | 200単位 |
13時間以上14時間未満の場合 | 250単位 |
通常規模型通所介護とは、前年度の1月当たり平均利用延人員数が750名以内のデイサービスのことを指します。
加算内容 | 単位数 |
---|---|
生活相談員配置等加算 | 13単位/日 |
入浴加算 | 50単位/日 |
中重度ケア体制加算 | 45単位/日 |
個別機能訓練加算(Ⅰ) | 46単位/日 |
個別機能訓練加算(Ⅱ) | 56単位/日 |
ADL維持等加算(Ⅰ) | 3単位/月 |
ADL維持等加算(Ⅱ) | 6単位/月 |
認知症加算 | 60単位/日 |
若年性認知症利用者受入加算 | 60単位/日 |
栄養改善加算 | 150単位/回 ※月2回を限度 |
栄養スクリーニング加算 | 5単位/回 ※6月に1回を限度 |
口腔機能向上加算 | 150単位/回 ※月2回を限度 |
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ | 18単位/回 |
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ | 12単位/回 |
サービス提供体制強化加算(Ⅱ) | 6単位/回 |
介護職員処遇改善加算(Ⅰ) | 5.90% |
介護職員処遇改善加算(Ⅱ) | 4.30% |
介護職員処遇改善加算(Ⅲ) | 2.30% |
介護職員処遇改善加算(Ⅳ) | (Ⅲ)の9割 |
介護職員処遇改善加算(Ⅴ) | (Ⅲ)の8割 |
介護職員等特定処遇改善加算(Ⅰ) | 1.2% |
介護職員等特定処遇改善加算(Ⅱ) | 1.0% |
中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 | 5.00% |
「中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算」、「サービス提供体制強化加算」及び「介護職員処遇改善加算」は、支給限度額管理の対象外の算定項目で、公費負担なしで費用の全額がご利用者の自己負担になります。
区分支給限度基準額のイメージ図
減算内容 | 減算単位数 |
---|---|
事業所が送迎を行わない場合(送迎減算) | 片道につき-47単位 |
同一建物の利用者(送迎減算) | 1日につき-94単位 |
生型通所介護とは、介護保険の通所介護事業所でなく、障害分野や小児分野の通所施設で要介護者の通所介護を提供する場合です。
減算内容 | 減算単位数 |
---|---|
指定生活介護事業所が行う場合 | ×93.0% |
指定自立訓練事業所が行う場合 | ×95.0% |
指定児童発達支援事業所が行う場合 | ×90.0% |
指定放課後等デイサービス事業所が行う場合 | ×90.0% |
介護報酬の地域区分は、1級地から7級地およびその他まで、8区分が存在し、介護保険事業形態ごとに1単位あたりの金額換算に異なる係数を用いています。この記事では通所介護に関する1単位あたりの計算に用いる地域区分の係数を掲載しています。
地域区分とは、介護保険で単位数から報酬を金額換算するときに、市区町村ごとに地価や平均人件費などを考慮して1単位あたりの金額に差をつけていることをいいます。1級地は東京23区で、以下具体的に各市町村が何級地であるか示されています。
1級地 10.90円
2級地 10.72円
3級地 10.68円
4級地 10.54円
5級地 10.45円
6級地 10.27円
7級地 10.14円
その他 10.00円
単位数を計算する時に、例えば2時間以上3時間未満のサービスを提供する場合には、4時間以上5時間未満の基本報酬の7割という算定構造になっています。このように単位数に小数点が発生している場合、1単位未満(小数点以下)の端数は四捨五入して計算を行います。
介護報酬は単位数に地域区分や処遇改善加算などを掛け合わせて金額に換算しますが、端数がでます。金額換算の時の端数処理では1円未満(小数点以下)の端数については切り捨てして計算を行います。
通所介護の他の規模の単位数一覧表へ
地域密着型(小規模) |通常規模型| 大規模型(Ⅰ)| 大規模型(Ⅱ)
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