ADLとIADLの違いとは |介護における定義・項目・アセスメント・評価の違い
現場ノウハウ
2024/11/06
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レクリエーション
更新日:2024/08/28
デイサービスの外出レクの注意点・具体例・実地指導対策・案内文やお知らせのお手紙のテンプレートなどをお探しですか?通常は事業所の中でのサービス提供が原則のデイサービスですが、外出により機能訓練等を効果的に提供できるなどの理由や目的がある場合に、事前に通所介護計画に外出を位置付けた上で事業所の屋外でご利用者にサービス提供を行うことを言います。買い物、お祭り、散歩などの具体例の解釈もご紹介。
この記事の目次
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デイサービスの外出レクとは、通常は事業所の中でのサービス提供が原則のデイサービスですが、外出により機能訓練等を効果的に提供できるなどの理由や目的がある場合に、事前に通所介護計画に外出を位置付けた上で事業所の屋外でご利用者にサービス提供を行うことを言います。
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デイサービスでは、事業所内でサービスを提供することが原則ですが、条件を満たす場合には、事業所の屋外でサービスを提供することができます。
デイサービスでのサービス提供は原則事業所の中で行われますが、外出により効果的な場合には事業所の屋外でサービス提供することも可能となっています。デイサービスの役割として、社会的孤立を防ぐことや、地域との繋がりを保つという点でも意義があり、外出により機能訓練などに効果的であったり、生活意欲が向上する要因として最適であるなどの理由があり、かつ通所介護計画書や個別機能訓練計画書で外出について位置付けられていることが、実地指導対策として重要です。
「効果的な機能訓練」については、計画に定めるだけでなく、目標を立てた上で外出によるサービス提供が効果的であったかについて評価を求める自治体もありますので、実地指導対策としては、実際に外出をする前に、実地指導を行う保険者(区市町村)に外出の企画や趣旨について説明して認められるかどうかを確認しておくとより安心です。
日帰りの花見・温泉・買物ツアー等が想定されるが、介護保険サービスとしては通所介護計画の内容を満たすサービスであることが前提であり、提供時間の大半を外出してしまうのは不適切なケースが多い。
適切なマネジメントに基づき、通所介護のサービス提供の一環として、機能訓練などの目的や効果が認められる場合は、あくまで頻回にならない範囲で、可能な場合もあります。いろいろな解釈があるため、心配な場合には保険者(市町等)へご相談する方が良いです。
適切なマネジメントに基づき、通所介護のサービス提供の一環として、機能訓練などの目的や効果が認められる場合は可能なケースが多いです。 具体的には、地元地域の年中行事としての祭り、幼稚園や保育所のイベント等、至近距離内での行事への参加が想定されます。
買い物は生活を営む上で必要な生活機能であり、個別機能訓練加算(Ⅱ)(介護予防通所介護の場合、生活機能向上グループ活動加算) の算定など、より効果的で実践的な機能訓練を行うという点では有効な取り組みとなり得ます。
また、加算の要件を満たしきれず、個別機能訓練加算(Ⅱ)を算定していない場合でも、個別機能訓練計画の作成、短期・長期目標の設定、評価の実施等を通じて、効果的な機能訓練ができていれば、準じているものと考えられます。
個別機能訓練加算(Ⅰ)や(Ⅱ)(介護予防通所介護の場合、生活機能向上グループ活動 加算又は運動器機能向上加算)では、運動機能の向上や、生活機能の向上が要件となっており、これらの機能訓練が効果的に提供できるという形ならば近所の散歩は認められる可能性があります。
外出は、デイサービスの建物の外に出るというだけでなく、デイサービスの敷地の外に出る場合を外出と解釈しているケースが多いです。中庭や駐車場など、安全を確保できる敷地内などで活動する分には施設内の活動と同様の扱いとして認めているケースが多いようです。デイサービスの庭などでの活動を定番化する場合などには、念のため保険者に確認しておく方が安心です。
デイサービスの外出レクや外出行事を行うときには、あらかじめ通所介護計画書に外出を位置づけることが必要ですが、実際に行うときには趣旨や内容について書面で案内文を出し、参加・不参加についてはご利用者の希望を聴取する手続きを行う方が望ましいです。
外出レク・外出行事の案内文やお知らせの手紙の参考としてテキストを掲載しています。
自施設のレクに合わせてコピペして印刷してご活用いただけます。
平成 ◯年 ◯月 吉日
ご利用者の皆様並びにご家族の皆様へ
〇〇デイサービス
管理者 ◯◯ ◯◯
◯月 ◯◯への外出のご案内
〇〇な季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
日頃から〇〇デイサービスをご利用いただきありがとうございます。
さて、この度、皆さまの健康増進と、季節感を感じていただくことを目的に〇〇への外出を企画いたしました。入浴、食事、機能訓練等は通常通り行い、下記日程にて〇〇まで職員が付き添い外出を行う予定です。なお、外出を希望しない方、体調が優れない方等は、施設内で待機する職員もおりますので、通常通りお過ごしいただけます。送迎時間も通常通りを予定しております。(変更が生じる場合には事前にご連絡させていただきます)ご質問等は、〇〇までお願いいたします。
記
日時:◯月 ◯日(◯) ◯:◯◯~◯:◯◯
場所:◯◯◯◯◯◯
内容:◯◯◯◯◯◯
つきましては、外出の参加について、参加・不参加の希望のご提出をお願いいたします。
− − − − − − − − 切り取り − − − − − − − −
◯月◯日(◯)の◯◯への外出について
参加を希望します ・ 参加を希望しません
ご利用者氏名
ご意見等
デイサービスの外出は、ご利用者にとっても、職員にとっても開放的で効果的なサービスとなる可能性があります。しかし、通所介護計画に定めるなど、手順を踏んでから提供をしないと介護保険の運営基準のルール上問題が生じます。また、屋内でのサービス提供よりも外出の方が転倒などのリスクを伴うため、緊急時の対応方法や外出する範囲の規定など、外出そのものの計画以外のルールについても事前に定めてリスク管理することが大切です。
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