ADLとIADLの違いとは |介護における定義・項目・アセスメント・評価の違い
現場ノウハウ
2024/11/06
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資格・職種
更新日:2024/07/29
社会福祉士とは、身体障害や精神障害などのにより生活に支障をきたしている方の相談業務や社会的支援を行う専門家です。全国に同資格を有する方は200,000人以上であり、行政機関や民間企業等で幅広く活躍しています。ソーシャルワーカーの国家資格であり、「介護福祉士」や「精神保健福祉士」と同様に福祉分野の国家資格のひとつです。それでは社会福祉士についてもう少し詳細に見ていきましょう。
この記事の目次
社会福祉士とは「社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)」に基づく、名称独占の国家資格です。「社会福祉士」の名称を用いて、心や体に障がいがある方や日常生活を営むのに支障がある方の相談業務やサービス提供者との連絡調整などの援助を行います。
などがあります。
病院なら「医療ソーシャルワーカー」、老人福祉施設なら「生活相談員」、児童相談所なら「児童福祉司」と呼ばれることが多く、働く場所でその業務内容が異なります。
主には相談業務が中心であるため、利用者(その家族)の生活上の相談や自立した生活を送るための支援方法についての援助計画や評価、見直しを行います。また、利用者に関わる施設や行政機関に連絡をとり、必要な公的手続きの代行や、公的な支援を利用者(家族)に情報提供します。
社会福祉士になるためには、厚生大臣が指定した試験機関の「社会福祉士国家試験」に合格する必要があります。大まかには以下のようなルートがあります。
福祉系4年制大学で指定の科目を履修する
福祉系短大で指定の科目を履修した後、1~2年の実務経験を積む
福祉系以外の4年制大学卒業後、1年間以上一般養成施設に通う
福祉系以外の短大を卒業後、1~2年の実務経験を経て、1年間以上一般養成施設に通う
このほかにも上記の画像の通り、資格取得の方法はいくつかありますので、各自で確認しましょう。
社会福祉士の合格率は例年18〜28%程度となっています。
区分 | 第25回 | 第26回 | 第27回 | 第28回 | 第29回 |
---|---|---|---|---|---|
受験者数(人) | 42,841 | 45,578 | 45,187 | 44,764 | 45,849 |
合格者数(人) | 8,058 | 12,540 | 12,181 | 11,735 | 11,828 |
合格率(%) | 18.8 | 27.5 | 27.0 | 26.2 | 25.8 |
社会福祉士が就労している分野は、「高齢者福祉関係」が半数近くを占めている一方で、職域が広ことがわかります。また、 就労している職場での職種は、「相談員・指導員」として現場で働くだけでなく「施設長・管理者」として勤めている方も多いようです。
認定社会福祉士とは、多様化・複雑化する地域住民への社会的援助ニーズに社会福祉士が適切に対応するため、社会福祉士の能力開発とキャリアアップを支援し、その習得した実践力を認定する仕組みとして平成24年度に創設されています。
【期待する活動内容】
【期待する役割】
【要件】
研修:20単位以上
スーパービジョンを受ける:10単位以上
※更新制(5年)
上記要件を満たすことを「認定社会福祉士認証・認定機構」が審査、合格者の登録は登録機関(日本社会福祉士会)に行うことで認定されます。
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