ADLとIADLの違いとは |介護における定義・項目・アセスメント・評価の違い
現場ノウハウ
2024/11/06
現場ノウハウ
介助
更新日:2024/10/04
介護現場で行われる介助にトイレがあります。排泄(トイレ)の介助は、介助の回数も多く、時間も集中していることが多いので大変と感じる方も多いのではないでしょうか?トイレは、ご利用者様にとっては恥ずかしいデリケートな部分のため自尊心を傷つけない介助が必要です。そこで今回は、排泄介助(トイレ介助)の基本的な手順と介助ポイント、注意点までまとめてご紹介します。
この記事の目次
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介護スタッフによる排泄(トイレ)の介助は、ご利用者様にとって恥ずかしいデリケートな部分です。そのため、できるだけご利用者様の「自尊心を傷つけない」ようにスムーズに介助する必要があります。そこでまず、排泄介助(トイレ介助)の基本的な手順を理解しておきましょう。
トイレ介助の基本的な手順
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トイレでの排泄介助では、どのようなことを意識すると良いのでしょうか?
ここでは排泄(トイレ)の介助を行うスタッフに必ず知っておいていただきたい基本的なポイントを4つご紹介します。
デイサービスなどの介護現場で特に苦労するのが排泄介助(トイレ介助)です。そんなトイレでの介助では、どのようなことに注意していけば良いのでしょうか?
介護スタッフが注意しなければならないトイレ介助の注意点を「3つ」ご紹介します。
私たちスタッフが排泄介助(トイレ介助)を行う場合は、日頃から自尊心を傷つけないように配慮したり、できるだけ自分の力でトイレができるように環境を調整したり、水分摂取を促したりとできるだけの配慮をしています。しかしながら、デイサービスなどの介護現場では「自宅に着いてから家族の負担がないように」帰宅前に多くのご利用者様をトイレに誘導します。そのため、時間帯が混み合い、帰宅時のトイレ介助をするスタッフは大変です!
一般的に紹介している排泄介助(トイレ介助)の方法は、忙しい介護現場ではうまくいかないと感じているスタッフも多いのではないでしょうか?
私が働いていた現場では、4つの排泄(トイレ)介助の悩みを抱えていました。
このようなスタッフのお悩みを少しでも楽にするためにも、ご利用者様に気持よくトイレに行っていただくためにも、それぞれのトイレ介助(排泄介助)のお悩みの原因とポイントをご紹介していきます!
まずトイレでの排泄介助の中でも、「トイレの時間が長い場合」の原因と介助のポイントをご紹介していきます。
次に、トイレでの排泄介助の中でも、「頻尿や残尿感がある場合」の原因と介助のポイントをご紹介します。
原因の中でも「骨盤底筋群」や「尿道括約筋」「肛門括約筋」の低下が影響の場合は、トレーニングを行うことで頻尿や残尿感を予防していくことができます。頻用や残尿感を予防する骨盤底筋群体操については、最後の章でご紹介します。直接的な介助ではないですが、できるだけ頻尿や残尿が減るように私たちスタッフが支援していきましょう。 |
▼骨盤底筋についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです。
【関連記事】 骨盤底筋トレーニング|尿もれに効果的な体操の知識と実践方法 骨盤底筋群のトレーニング効果や体操法についてまとめてご紹介します。 |
次に、トイレでの排泄介助の中でも「失禁してしまう場合」の原因と介助のポイントについてご紹介します。
参照:西村かおる 第 49 回日本老年医学会学術集会記録「高齢女性の排尿障害のケア」(平成29年7月18日アクセス)
次に、トイレでの排泄介助の中でも「トイレの環境が狭く、介助しにくい場合」の原因と介助のポイントについてご紹介します。
トイレ介助(排泄介助)のスキルを磨くことももちろん重要ですが、ご利用者様が自分でトイレに行けるように、失敗しないように支援するスキルも大切です。
ご高齢者の場合は、頻尿や尿もれが不安と感じることも多くなります。そんな軽い尿失禁や残尿感でお悩みの方に取り組んでいただきたいのが「骨盤底筋体操」です。
骨盤底筋体操は、即効性があるわけではありませんが2〜3ヶ月継続して続けることとで尿漏れ予防に効果が期待できます。尿漏れや残尿感があると生活の中にいつも不安を抱えてしまい、外出など遠くに出ることが億劫になってしまいます。ご利用者様が不安なく生活できるように骨盤底筋体操を提案してはいかがでしょうか。
▼高齢者の頻尿や尿もれを予防する骨盤底筋体操をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです!
【関連記事】 高齢者の悩みを解決する排便体操・尿もれ体操 ご高齢者の頻尿や尿もれを予防する骨盤底筋体操についてご紹介します。 |
トイレでの排泄介助は、時間や人に追われ大変と感じることも多いのではないでしょうか。しかし、一番苦労しているのは「ご利用者様」ということを忘れないでください。トイレ介助をされているご利用者様はこのような気持ちを抱えています。
私たちスタッフでも、できることならトイレは一人でしたいものです。それでも何らかの理由でスタッフにお手伝いをお願いしなくてはならないのです。忙しい時ほどご利用者様の気持ちを忘れないように心がけましょう!
今回は、排泄介助(トイレ介助)の基本的な手順とポイント、注意点、お悩みの原因と解決策についてご紹介しました。
介護現場で働くスタッフは、その他にもさまざまな介助スキルを身につける必要があります。最後に関連する介助法について記事をまとめてご紹介しておきます。
【入浴の介助】 ● 入浴介助の注意点とポイント 【清拭の介助】 ● 清拭の手順と注意点 ● 清拭の効果・目的と最適な温度 【足浴の介助】 ● 足浴の手順と注意点 ● 足浴の効果と最適な温度 【食事の介助】 ● 食事介助のコツと注意点 【口腔ケア】 ● 口腔ケアの手順と介助方法・注意点 【着替えの介助】 ● 更衣介助(着替え介助)の手順と注意点 【移乗の介助】 ● 移乗介助の手順と注意点 【歩行の介助】 ● 歩行介助の方法と注意点 【まとめ】 ● 介助の種類と介助方法まとめ |
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