FIMの移乗の項目(ベッド・椅子・車椅子・トイレ・浴槽・シャワーチェア)の採点事例
現場ノウハウ
2024/10/10
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評価
更新日:2024/06/26
バランス機能の評価にはどのような評価方法があるか知っていますか?今回は、バランス機能を複合的に評価することができ、信頼性の高いBerg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) の評価方法やカットオフ値についてまとめてご紹介します。高齢者に運動を指導するリハビリスタッフ・機能訓練指導は基礎知識として把握しておくとよいでしょう。
この記事の目次
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Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) は、ご高齢者や脳卒中患者様のバランス機能を評価するための指標です。その他のバランス機能評価に比べて、複合的なバランス機能が評価でき、より信頼性が高いとされています。
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール)の評価項目には、「姿勢保持」「立ち上がり動作」などの簡単なバランス機能から「ファンクショナルリーチテスト」「タンデム歩行テスト」「片脚立位テスト」などの高度なバランス機能まで計14項目があります。各項目を「0点から4点」で評価し、最大スコアは「56点」となります。
一方で、評価時間に10分から15分程度かかる為、専門のスタッフに評価時間をとってもらい測定する必要があります。そのため介護現場ではかなかな普及しない評価となっているようです。
▼バランス機能評価には他にも様々な評価方法があります。その他の評価方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
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Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) の評価項目には、以下の14項目があります。椅子に座って立ち上がる簡単な課題から測定し、徐々に高度なバランス課題を評価するように構成されています。
【Berg Balance Scaleの評価項目】
ファンクショナルリーチに関しては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
▶ファンクショナルリーチテスト(FRT)の目的と評価方法・カットオフ値について
Berg Balance Scaleの評価方法を詳しく見たい方はこちらの動画がオススメです。
こちらの評価は、種類が多いため動画を何度かご覧いただき復習していただく必要があります。
【参考動画】 Berg Balance Scale |
バランス機能評価であるBerg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) には、バランス障害ありを判断する「カットオフ値」があります。
Berg Balance Scaleの測定結果から「転倒の危険性を判断する」には以下のカットオフ値を参考にしましょう。
【Berg Balance Scaleのカットオフ値】
ただし、Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール)のカットオフ値は、文献により値が異なるため、あくまで参考程度にしておきましょう。
この評価だけでは高い精度で転倒を予測していくことは難しいといえます。そのため、いくつかの評価方法を組み合わせて判断の精度を高めていきましょう。
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) は、高齢者や脳卒中を呈した方のバランス機能を評価することができる検査です。評価をする前に以下の物品を準備することですぐに検査を始めることができます。
【Berg Balance Scaleの物品】
この他にもバランスを評価できるテストを以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご一読ください。
▶TUGテストのカットオフ値とは|初めて評価する方のための基礎知識と測定方法
今回は、Berg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) の評価方法やカットオフ値についてまとめてご紹介しました。
Berg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) は、バランス機能を複合的に評価することができ、信頼性の高い評価です。ご高齢者や患者様の評価の1つとして運動を指導するリハビリスタッフや機能訓練指導員の基礎知識として把握しておきましょう。
デイサービス運営において必要な「評価・測定」について、一挙にまとめていますので、必要に応じて活用していただければと思います。
→→ 【完全保存版】デイサービスで活用できる評価・測定に関する記事まとめ|随時更新
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