自費リハビリ|保険適用との違い・効果・料金・注意点など徹底解説
機能訓練
2024/11/28
機能訓練
全身
更新日:2024/06/25
バランスボールを購入したものの使い方がよく分からないという方はいませんか?バランスボールは、体幹やバランスを鍛えるために有効ですが、使い方はただ座るだけではありません。本稿では、7つの姿勢別にバランスボールの使い方を21種類ご紹介します。バランスボールを使って運動の幅を広げていきましょう。
この記事の目次
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元々バランスボールは、病院や施設でのリハビリ道具として作られたボールですが、その手軽さやダイエット効果として商品が紹介されるようになってからは一般の方にも体幹のトレーニング道具として親しまれるようになりました。
最近では、サッカーや野球などのスポーツ選手においても体幹の筋力アップやバランストレーニングの効果が高い道具として活用されています。病院の患者様や一般の方、スポーツ選手まで幅広く活用されるバランスボールの効果を簡単にご紹介します。
【バランスボールの7つの効果】
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バランスボールには目的別や姿勢別など様々な使い方があります。本稿では、運動初心者でも簡単に取り組める運動からアスリート向けの運動までを姿勢別のトレーニングとしてご紹介します。
【バランスボールの姿勢別の使い方】
バランスボールを初めて使う方は、まず「座る姿勢」から取り組んでいきましょう!
運動に慣れてきた方、もっと難易度を上げたい方は「立つ姿勢」→「仰向け姿勢」→「うつ伏せ姿勢」→「四つ這い姿勢」→「横向き姿勢」→「上に乗る」と段階的に取り組んでいくことをお勧めします。
バランスボールを使い方は姿勢によっても異なりますが、まず一般的な「座る姿勢」で活用する場合のポイントをご紹介します。
《バランスボールの正しい使い方(座位)》
バランスボールトレーニングを始める前に注意していただきたいことはこちらです。安全に運動ができるように環境も整えておきましょう。
《バランスボールの活用の注意点》
これから購入を検討されている方、自分にあったサイズを探している方にバランスボールの正しい選び方をご紹介します。一般的に販売されている市販のバランスボールは、身長によってボールの大きさが推奨されています。
バランスボールを選ぶときの目安はこちら。
ボールの直径 身長
まずこちらの運動は、バランスボールの上に座るトレーニングです。バランスボールを初めて活用する方はこちらの運動から取り組みましょう。骨盤の前後・左右の運動を促します。
【期待する効果】
バランスボール上に座ることで骨盤の前後・左右方向の動きを促し、骨盤傾きを調整する効果が期待できます。また、姿勢を保持しようとすることで体幹筋やバランスを鍛える効果も期待できます。
【使い方のポイント】
こちらの運動は、バランスボールに座りながら前後・左右のバランス能力を鍛えるトレーニングです。手を床と水平に保つように意識して、できる限り手を伸ばしていきましょう。
【期待する効果】
バランスボール上で座った姿勢を保つことでバランス能力に効果が期待できます。また、姿勢を中心に保とうとすることで体幹筋の筋力アップにも効果が期待できます
【使い方のポイント】
次にここからは立って行うバランボールトレーニングです。こちらの運動は、太ももやお尻、背中を鍛えるスクワットのトレーニングです。初心者の方がスクワットをする場合、上半身が前方に倒れてしまうなど姿勢を崩してしまうことがあります。背中と壁の間にバランスボールを挟むことで正しい姿勢を意識したスクワットを実施することができます。
【期待する効果】
太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)お尻、背中の筋力を効果的に鍛えることができます。
【使い方のポイント】
運動初心者からスポーツをされている方まで取り組める姿勢別のハムストリングスのストレッチについて知りたい方は、ぜひこちらの記事をご一読ください。
▶︎姿勢別のハムストリングスストレッチ 全18種について
バランスボールを持った肩の筋力トレーニングです。主に肩に付着する三角筋が鍛えることができ、肩関節の動きと背中の筋力に効果が期待できます。肩と背中のエクササイズとしてオススメな運動方法です。
【期待する効果】
肩と背中の筋力アップに効果が期待できます。
【使い方のポイント】
こちらのバランスボールのトレーニングは、一般的にはクランチと呼ばれる腹筋のトレーニングです。仰向けになりバランスボールを転がすように上半身を持ち上げることで、腹筋の上部を鍛えることができます。膝を伸ばすことで難易度を高めることができます。腹筋を鍛えたい方にオススメです。
【期待する効果】
主に腹直筋などの腹筋群を鍛えることができます。
【使い方のポイント】
こちらのバランスボールのトレーニングは、レッグレイズと呼ばれる腹筋の下部の筋力トレーニングです。仰向けになりバランスボールを両足で引き寄せたり、持ち上げ運動を行います。膝を伸ばすことで難易度を高めることができます。膝の角度で難易度を調整していきましょう。
【期待する効果】
バランスボールを両足に挟んで負荷を与えることによって股関節の付け根から下部腹筋(腸腰筋、腹直筋)を効果的に鍛えることができます。
【使い方のポイント】
[画面タップで詳細表示]
こちらのバランスボールのトレーニングは、ヒップアップと呼ばれるお尻の筋力トレーニングです。バランスボールに両足を乗せた状態で、お尻を上げる運動を行います。さらに、両膝の間にボールを挟むと内ももに力を意識しやすくなり安定して運動を行うことができます。
【期待する効果】
お尻上げをすることでお尻(大臀筋、ハムストリングス)を鍛えることができます。また、バランスを保持するため下半身と体幹の働きも鍛えることができます
【使い方のポイント】
バランスボール上で行うプルオーバーというトレーニングです。この運動では、バランスボール上に仰向けになるための胸を大きく広げることができます。胸や体幹の筋力アップだけでなく、猫背などの姿勢改善をしたい方にもオススメです。
【期待する効果】
【使い方のポイント】
こちらのバランスボールのトレーニングは、ダイアゴナルと呼ばれる背中の筋力トレーニングです。バランスボールの上でうつ伏せになり、体側の手足を挙げる運動です。運動が難しい方は、膝を床をつけて行うことで安定してトレーニングすることができます。
【期待する効果】
四つ這い姿勢で手または足を挙げることで脊柱起立筋や多裂筋などの背面筋を効果的に鍛えることができます。また、四つ這い姿勢は腹直筋や腹斜筋などの腹筋群にも効果が期待できます。
【使い方のポイント】
多裂筋の姿勢別のトレーニングとストレッチについて知りたい方は、ぜひこちらの記事をご一読ください。
▶︎多裂筋とは|腰痛に効果的なトレーニングとストレッチ【全12種】
こちらのバランスボールのトレーニングは、ボールの上でうつ伏せになり上半身を捻る運動です。運動が難しい方は、両膝を床につけて行いましょう。
【期待する効果】
両手を広げて上半身を捻ることで脊柱起立筋や回旋筋と呼ばれる背中のアウターマッスルを効果的に鍛えることができます。
【使い方のポイント】
「立位バランス評価の種類と測定方法の基礎知識」など参考にバランス機能を評価しながら効果的なバランストレーニングにしましょう!
デイサービス・機能訓練指導員が活用できる「リハビリ体操・運動」関連の記事を一挙にまとめました。状況に合わせてうまく活用していただけたら嬉しく思います。記事が増えていけば随時更新していきます。
→→ 【完全保存版】デイサービス・機能訓練指導員が活用できる高齢者のためのリハビリ体操・運動まとめ|随時更新
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