ADLとIADLの違いとは |介護における定義・項目・アセスメント・評価の違い
現場ノウハウ
2024/11/06
現場ノウハウ
評価
更新日:2024/11/05
バランス機能の評価にはどのような評価方法があるか知っていますか?今回は、バランス機能を複合的に評価することができ、信頼性の高いBerg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) の評価方法やカットオフ値についてまとめてご紹介します。高齢者に運動を指導するリハビリスタッフ・機能訓練指導は基礎知識として把握しておくとよいでしょう。
この記事の目次
⇒介護記録にかかる時間を大幅削減!記録した情報を瞬時に各種帳票に自動で連携!資料を見てみる
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) は、ご高齢者や脳卒中患者様のバランス機能を評価するための指標です。その他のバランス機能評価に比べて、複合的なバランス機能が評価でき、より信頼性が高いとされています。
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール)の評価項目には、「姿勢保持」「立ち上がり動作」などの簡単なバランス機能から「ファンクショナルリーチテスト」「タンデム歩行テスト」「片脚立位テスト」などの高度なバランス機能まで計14項目があります。各項目を「0点から4点」で評価し、最大スコアは「56点」となります。
一方で、評価時間に10分から15分程度かかる為、専門のスタッフに評価時間をとってもらい測定する必要があります。そのため介護現場ではかなかな普及しない評価となっているようです。
▼バランス機能評価には他にも様々な評価方法があります。その他の評価方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
⇒介護記録にかかる時間を大幅削減!記録した情報を瞬時に各種帳票に自動で連携!資料を見てみる
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) の評価項目には、以下の14項目があります。椅子に座って立ち上がる簡単な課題から測定し、徐々に高度なバランス課題を評価するように構成されています。
【Berg Balance Scaleの評価項目】
ファンクショナルリーチに関しては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
▶ファンクショナルリーチテスト(FRT)の目的と評価方法・カットオフ値について
Berg Balance Scaleの評価方法を詳しく見たい方はこちらの動画がオススメです。
こちらの評価は、種類が多いため動画を何度かご覧いただき復習していただく必要があります。
【参考動画】 Berg Balance Scale |
バランス機能評価であるBerg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) には、バランス障害ありを判断する「カットオフ値」があります。
⇒介護記録にかかる時間を大幅削減!記録した情報を瞬時に各種帳票に自動で連携!資料を見てみる
Berg Balance Scaleの測定結果から「転倒の危険性を判断する」には以下のカットオフ値を参考にしましょう。
【Berg Balance Scaleのカットオフ値】
ただし、Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール)のカットオフ値は、文献により値が異なるため、あくまで参考程度にしておきましょう。
この評価だけでは高い精度で転倒を予測していくことは難しいといえます。そのため、いくつかの評価方法を組み合わせて判断の精度を高めていきましょう。
Berg Balance Scale(BBS:バーグバランススケール) は、高齢者や脳卒中を呈した方のバランス機能を評価することができる検査です。評価をする前に以下の物品を準備することですぐに検査を始めることができます。
【Berg Balance Scaleの物品】
この他にもバランスを評価できるテストを以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご一読ください。
▶TUGテストのカットオフ値とは|初めて評価する方のための基礎知識と測定方法
今回は、Berg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) の評価方法やカットオフ値についてまとめてご紹介しました。
Berg Balance Scale (BBS:バーグバランススケール) は、バランス機能を複合的に評価することができ、信頼性の高い評価です。ご高齢者や患者様の評価の1つとして運動を指導するリハビリスタッフや機能訓練指導員の基礎知識として把握しておきましょう。
デイサービス運営において必要な「評価・測定」について、一挙にまとめていますので、必要に応じて活用していただければと思います。
→→ 【完全保存版】デイサービスで活用できる評価・測定に関する記事まとめ|随時更新
日々の加算算定業務や記録業務などで苦労されている人も多いのではないでしょうか?科学的介護ソフト「Rehab Cloud」であれば、現場で抱えがちなお悩みを解決に導くことができます。
例えば、加算算定業務であれば、計画書作成や評価のタイミングなど、算定要件に沿ってご案内。初めての加算算定でも安心して取り組めます。さらに、個別性の高い計画書は最短3分で作成できます。
記録した内容は各種帳票へ自動で連携するため、何度も同じ内容を転記することがなくなります。また、文章作成が苦手な方でも、定型文から文章を作成できるので、簡単に連絡帳が作成できるなど、日々の記録や書類業務を楽にする機能が備わっています。
現場ノウハウ
2024/11/06
現場ノウハウ
2024/11/06
現場ノウハウ
2024/11/05
現場ノウハウ
2024/11/05
現場ノウハウ
2024/11/05
現場ノウハウ
2024/11/05